カテゴリー別アーカイブ: 今週の一言

「恥を知る」

人間に恥を知らしめる。これは極めて大切な事で、これを一番よく活用したのは徳川家康である。 徳川家康は多くの名僧碩学を集めて、政治哲学をやり、そして武士道というものを盛んにして、武士道の根柢を「恥を知る」という所においた。 … 続きを読む

「論のいろいろ」

近頃ほど言論の盛んなことは無い。 「滅多な口はきけぬ」とか「沈黙の自由もない」といわれるような国々に較べ ると、これは全く結構なことに相違ないが、言論にもやはり「ほど」がある。 過ぎたるは及ばざるが如し、であるばかりでな … 続きを読む

運命と義命

大体運命というと皆が宿命的に考える.何と考えてもどうにもならない必然的な作用、これが運命であるという宿命論。 運命観の中の宿命観にとらわれたり、空しく堕しておる者が非常に多いのであります。 それでは運命ではありません。 … 続きを読む

“年頭新たに一佳書を読み始むべし”

もし世の中に本というものが無かったら、人間はどうなるでしょうか。よくよく偉い人以外は、じつにくだらぬことばかりして馬鹿になったり、無駄な苦労をして、途中にへこたり、精神病者になって何をしでかすか分かったものではありません … 続きを読む

“年頭新たに一善事を発願すべし”

これまでの三条目、いずれも善事に相違ありませんからすでに三善事であります。それにまた一善事を発願せよ、という必要はないもののようです。しかし実はちょっと違った意味があるのであります。 今までの三条目は全体的・一般的意味の … 続きを読む

“年頭決然滞事を一掃すべし”

悔恨というほどのものではなくても、とにかくくだらぬ事を新年に持ち越すものであります。 借金・税金などから始めて、文債・書画債の類に至るまで、とかく滞りがちであります。 あらゆる滞りの根本はやはり心の滞りであります。拘泥と … 続きを読む

“年頭古き悔恨を棄つべし”

さて、振り返ってみますと、誰しも悔いのない者はありますまい。意は余りあっても力は足らぬものであり、志はしばしば事と違いがちであります。好事、魔多しと申しまして、とかく邪魔が入りやすい。 それらの失敗を内に省みて、自ら責を … 続きを読む

“年頭まず自ら意気を新たにすべし”

折角の新年です。自分自身からまずすっきりと新しくしたいものです。 旧年からの古びて垢じみ、薄汚れた自身をせめて、こざっぱりしたものに出直したいものであります。畳や、襖や、着物を取り換えてみたところで、自分自身が汚れていて … 続きを読む

政局と政機

全て物事には「機」というものがある。ここと云う所を活かすか・逸するかで、大局に大きくひびく一点をいうのである。商売に商機あり、政治にも政機がある。 物理学者もシンギュラー・ポイントを重要視する。数理や普遍的原則ばかりでな … 続きを読む

“勇気ある人々”

なんとだらしない政局であるか‼ 多くの政治家は事あるごとに人を責め、一向自分を省みることをしない。こんなことで日本はどうなると思うのか、識者ももう少し自分等の問題として奮起できないものであろうか。 由来、人間には自分とい … 続きを読む