カテゴリー別アーカイブ: 今週の一言

教育の本義

教育に、間に合わせ主義の、あまり実用的・功利的・職業的は有害である。 人間はいかに物質を必要としても、人はただ衣食ばかりに生きているので はない。 もっと理性的・精神的存在である。物質や生活に捉われすぎると、かえっ てそ … 続きを読む

「誠を尽くす」

物事がだんだんこんがらがって、始末がつかぬことになってくれば、速く始めに返るなり、根本に返ることが大切です。 人生も同じこと、よく初心忘るべからず、ということが言われますが、折角若い頃、純真な理想を抱いて世に発足した者も … 続きを読む

「人心の誠」

人心の「誠」というものは、やはり不滅のものであって、時に臨んで思わぬ発露をみるものである、と深く感じさせることがある。 「学に志す者、規模を宏大にせねばならぬ」と西郷南洲も教えているが、政治に関しても、 「国の凌辱させる … 続きを読む

時世と人物

おしなべて現代政治家の根本的弱点は、その余りに人を知らぬこと、人を持たぬこと、人を見ぬこと、人を使えぬことに在ると思う。 政治は畢竟、人を動かし、世を動かすことである。 従来久しく個人主義流行の世の中であったから止むを得 … 続きを読む

“禍因”(失敗は得意の時)

「成功、常に苦心の日に在り。敗事、得意の時に依る」 という一聯がある。常とか苦心という字が時に相違するが、意味に変わりはない。痛切なのは後の句だ。大抵失敗すれば原因を他に帰しがちで、なかなか自分に省みようとしない。 然し … 続きを読む

「恥を知る」

人間に恥を知らしめる。これは極めて大切な事で、これを一番よく活用したのは徳川家康である。 徳川家康は多くの名僧碩学を集めて、政治哲学をやり、そして武士道というものを盛んにして、武士道の根柢を「恥を知る」という所においた。 … 続きを読む

「論のいろいろ」

近頃ほど言論の盛んなことは無い。 「滅多な口はきけぬ」とか「沈黙の自由もない」といわれるような国々に較べ ると、これは全く結構なことに相違ないが、言論にもやはり「ほど」がある。 過ぎたるは及ばざるが如し、であるばかりでな … 続きを読む

運命と義命

大体運命というと皆が宿命的に考える.何と考えてもどうにもならない必然的な作用、これが運命であるという宿命論。 運命観の中の宿命観にとらわれたり、空しく堕しておる者が非常に多いのであります。 それでは運命ではありません。 … 続きを読む

“年頭新たに一佳書を読み始むべし”

もし世の中に本というものが無かったら、人間はどうなるでしょうか。よくよく偉い人以外は、じつにくだらぬことばかりして馬鹿になったり、無駄な苦労をして、途中にへこたり、精神病者になって何をしでかすか分かったものではありません … 続きを読む

“年頭新たに一善事を発願すべし”

これまでの三条目、いずれも善事に相違ありませんからすでに三善事であります。それにまた一善事を発願せよ、という必要はないもののようです。しかし実はちょっと違った意味があるのであります。 今までの三条目は全体的・一般的意味の … 続きを読む