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箱根神社


芦ノ湖の東岸、駒ヶ岳の南麓に鎮座されている箱根神社。その参道には赤い鳥居、天を突く杉の木と緑の樹木が生い茂り、朱色の社殿との対照は目にも鮮やかに映り、広々とした境内には絶えず凛とした気が流れている。
箱根神社は、古来関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社で、交通安全・心願成就・開運厄除に御神徳の高い運開きの神様として篤く信仰されている。
当社は、人皇第五代孝昭天皇の御代(二千四百有余年前)聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳より、同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となった。
鎌倉期、源頼朝は深く当社を信仰し、二所詣(当社と伊豆山権現参拝)の風儀を生み、執権北条氏や戦国武将の徳川家康等、武家による崇敬の篤いお社として栄えてきた。
御祭神は、高天原に坐す天照大神の神勅を奉じて、日向の高千穂峰にお降りなった天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、そしてお妃となられた木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と御子彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)(山幸彦(やまさちひこ))の三神を箱根大神様としてお祀りされている。
祭典行事の湖水祭は、奈良朝の昔、万巻上人が九頭の毒龍を調伏し、湖の主、水の神として斎い鎮め奉り、龍神祭が始まった故事に倣い、執り行われる水恩感謝の祭りで、翌朝斎行される例大祭は、天平宝字元年(七五八)八月、当所に社殿を造営鎮座の由来を讃えつつ、御祭神箱根大神の宏大無辺な御神徳に報謝する、年に一度の大祭(御鎮座記念祭)であり、龍神湖水の祭りと箱根神社鎮座の由来を物語る例大祭は、一体のものとして変わることなく斎行され、現在では、湖水祭・例大祭を中心に芦ノ湖夏祭りとして、七月三十一日から八月六日までの一週間に亘る祭典行事が芦ノ湖を巡って執り行われる。
箱根神社由緒、他より