カテゴリー: 新着情報, 神社シリーズ   パーマリンク

相模國一之宮 寒川神社


相模國一之宮 寒川神社  相模湾に注ぐ相模川北方、その東岸に位置するのが寒川神社。往古には一之鳥居あたりまで入海だったらしい。緑の樹々の茂った参道を歩み、神門をくぐると、そこには絢爛に輝く銅板葺・総木曽檜造りの御本殿のほか、幣殿、拝殿、翼殿、回廊等が厳かな雰囲気の中に鎮座されている。  当社御祭神は相模國を中心に広く関東地方をご開拓され、衣食住など人間生活の根源を開発指導された、寒川比古命(さむかわひこのみこと)・寒川比女命(さむかわひめのみこと)この二柱を合わせ、寒川大明神と奉称されている。  具体的な創祀年代については、文献が乏しく明らかになっていないが、第二十一代雄略天皇の御代に奉幣のことが記されておることから、少なくとも千六百年余の歴史を有す相模国随一の古社である。   当社は、春分・秋分・夏至・冬至のいずれの時期にも、富士山を始めとした霊山へ沈む夕陽を拝することが出来る場所に建てられていると云われており、これは、いずれの時期にも太陽に対しお祀りが出来るとても清浄な場所であることを物語っている。とりわけ全国唯一の八方除・方位除の守護神として地相・家相・方位・日柄・厄年などに由来するすべての禍事・災難を取り除き家業繁栄・福徳開運をもたらす、御霊験あらたかな神様として篤く信仰されている。  七月第三月曜日(海の日)には浜降祭(はまおりさい)(神奈川県無形民俗文化財指定)が執り行われる。「暁の祭典 浜降祭」とも呼ばれ、午前二時三十分、神輿が社頭を発ち、近郊各神社の神輿三十余基も加わり茅ヶ崎海岸南湖の浜へ渡御。海水の霊力によって御神威も新たにした神輿が暁の渚で朝日を浴びて乱舞する勇壮な姿を見ようと、浜は毎年十数万の人々の熱気で溢れ、湘南地方に本格的な夏の到来を告げることとなる。                         寒川神社由緒、他より