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穂高神社


穂高神社
北アルプスの峯々を背後に控え、伏流水となった清らかな雪解け水は、ここ信州安曇野を「名水百選」・「水の郷」と認定される基となった。
穂高神社はその中心に位置し、深閑とした杉木立に囲まれ荘厳な神域に鎮座されている。奥宮は中部山岳国立公園、明神岳(穂高岳の一峯)直下の明神池畔に鎮座、日本アルプスの総鎮守として登山安全の神を祀るに最もふさわしい浄地である。峯宮は穂高岳頂上(標高三一九〇米)に鎮座されている。
御祭神として、中殿に穂高見命(ほたかみのみこと)・左殿に綿津見命(わたつみのみこと)・右殿に瓊々杵命(ににぎのみこと)・別宮に天照大御神・若宮に安曇連(あづみのむらじ)比羅夫命(ひらふみみこと)がお祀りされている。
穂高見命を祖とする安曇族は太古遠く九州から信濃に入り定住。稲作、農牧、殖林治水、交通案内その他あらゆる殖産興業の智恵を授け、交通安全守護神、悪事災難除守神、福徳開運の神、学問・詩歌の神、安産の神、夫婦円満、家内安泰守護神として霊験あらたかで、ご神徳は実に広大無辺である。
本宮の例祭(御船祭)は毎年九月二十六日・二十七日に執り行われる。御船祭の起源は、御祭神が安曇族の祖神である海神をお祀りし、海洋に親しみ海運を司っていたこと、そして、大将軍安曇連比羅夫命の船師を率いての百済救援、また氏族の朝廷での活躍などによると云われている。
御船は大人船(おとなぶね)が二艘、子供船三艘が出され、船形の山車に穂高人形を飾った御船が笛や太鼓の囃子にのり、氏子衆によって神社へ曳き入れられる。勢揃いした御船のきらびやかな様子は、あたかも歴史絵巻を見るかのようで、境内を練り、神前を曳き廻るうちに、大人船が激しくぶつかりあい、その壮大な迫力には時のたつのも忘れてしまうほどである。また御船には前に張り出すように男腹、後ろに張り出すように女腹を作り、それぞれ男女の着物が何十枚と掛けられ、着物の持主は一年間健康で過ごせるという信仰も息づいている。
穂高神社由緒、他より