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善根寺春日神社


善根寺(ぜんこんじ) 春日神社
大阪と奈良を分つ生駒山地、その西に河内平野を望む尊上山。その麓には古人が利用した直越え道の登り口、そして清らかな緑の風が社叢を揺らし、明るい光が神域を照らすところ春日神社は鎮座されている。
御祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめがみ)・経津主命(ふつぬしのみこと)・武甕槌命(たけみかづちのみこと)の春日大神を主とされているが、社伝によれば、この四神を含め十三柱の神が合祀され、境内には春日若宮社、塩竃社、白髭社、天満宮などもお祀りされている。
当社は『日本書紀』によれば、神武天皇御東征における大和の国直前の古戦場の跡であり、また一説によれば日本最初春日神社とも称されてきた。
大阪府下唯一の御神酒造り神事とは、王代津祭(おだいつまつり)(神武天皇が東征の折に当地の国人に酒餅を配ったのを記念)でお供えする御神酒を醸造する神事であり、現在は春日神社敬神会が中心となり、還暦を迎えた男性など六十~八十名が参加し、神事は十月一日、山中にある「龍の口」での水汲みに始まり、十四日の蔵出しには五百㍑余りの御神酒が完成し、神前にお供えされる。
また当社は、関西師友協会はもとより多くの道友の方が、師と仰ぐ安岡正篤先生の少年時代に大きな存在となった神社であることでもよく知られている。
安岡先生事歴の明治四十三年「四条畷中学に入学」「浅見晏斎に師事」の浅見晏斎氏こそ当社の神官で「学校外で最も良き師に巡り会えた」と伝えられている。以上の如く、先生の少年時代、当神社と当地の孔舎(くさ)衛(か)小学校(間もなく百五十周年を迎える)での先生の伝説は今も伝わり、昭和四十九年四月二十九日の当小学校百周年記念式典での大講演で先生は「皆さんの家庭、皆さんの事業、皆さんの郷土ひいてはこの日本を如何に明く・清くしていくかが根本でありまして、皆さんのご生活からして一段と明と清の徳を積んで頂くよう祈念致します。それでこそ我らの日本も大丈夫であります」とご挨拶され、記念碑に「心明く・望清く」と刻まれ、今日もこの言葉は後輩への教えとなっている。
善根寺春日神社由緒、他より