カテゴリー: 巻頭言, 新着情報   パーマリンク

新年のご挨拶

                                      本会会長 井手正敬
 明けましてお目出度うございます。
平成の御代の最後の正月を、この三十年間を厳粛に振り返りつつ、新玉の年を迎えさせて頂
きました。
会員の皆々様には、ご家族共々お健やかに新年を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 ご皇室は、元号撰定に当り東洋古典の中より祈りを込めて新天皇のもとで始められる御代
を示す元号が考案され、お決めになって来られましたが、「平成」と名付けられた御代を振
り返りますと、ご皇室の、「平等」「平守」「平穏」「平康」「平静」等々「平」の字義に
寄せられたお気持ちとは異なり、大変波乱に富んだ御代であったと思われてなりません。
昨年一年間を振り返ってみても、国際的には、トランプ氏にならって、世界の各地で「自国
主義」「大衆迎合主義」が横行し始め、挙句は、米中冷戦の勃発とささやかれる、米中貿易
戦争の開始等々。
国内的には、大阪や北海道での大地震、西日本などでの大豪雨災害、夏長期に亘る猛暑日の
連続、そして多くの猛烈な大型台風の本土直撃など、記憶に新しいところです。
どれだけ、陛下を始め、ご皇室の方々はお心を痛められたことでありましょうか。
 しかし、過去は過去。新しい御代を迎えるに当り、自反の上に立ち、今一度、心を新たに
して、前向きに進んで行かねばなりません。大きくは、環境汚染から地球を守り、子々孫々
に「青い地球」を残すために、何をすべきなのか。そして、身近な所では、北朝鮮の非核化
の実現、中国の覇権主義とどう対峙するのか、更には、時代に合わない、我々日本人の行動
規範たる日本国憲法を、名実共に、今日に相応しく、早期に改正するのか等々、我々の前に
立ち塞がっています。
 一燈照隅、萬燈照国。ささやかではありますが、当協会、全力を挙げて、これらの課題に
立ち向かって行こうではありませんか。