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下野國一之宮 宇都宮二荒山神社

下野國一之宮 宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)
北関東最大の都市宇都宮市は、全国50万人以上の28都市中、「住みよさ」順位五年連続一位(2013~2017)の評価を受けた。その街の中心、小高い臼ヶ峰(うすがみね)の社叢に覆われた地に二荒山神社は鎮座している。
当社の起源は、社記によれば第十六代仁徳天皇の御代(約1600年前)に毛野国(けのくに)が上下の二国に別けられ、御祭神豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)の四世の孫奈良別王(ならわけのきみ)が下毛野国の国造に任ぜられ、この時祖神である豊城入彦命を荒尾崎(あらおさき)(下之宮)に祀ったのが始まりで、その後承和(じょうわ)5年(838)に現在の臼ヶ峰に遷座された。
御祭神の豊城入彦命は、第十代崇神天皇の第一皇子で上毛野君・下毛野君の始祖と古事記にあり、また日本書紀の崇神天皇48年の条には、命(みこと)と活目尊(いくめのみこと)
の二皇子が召され共に優れておられ、どちらを皇嗣とするか夢占いがなされ弟活目尊が皇太子となり、命は大和朝廷の東国守護に下向されたと記されている。
また命の子孫も詔によって下り、東国御治定のよりどころとして祖神豊城入彦命と大物主命(大国さま)事代主命(恵比寿さま)を合わせて祀られた。
御祭神は武徳にも優れ古くから武将の信仰が篤く、藤原秀郷公(平将門の乱)、源頼義・義家公(前九年・後三年の役)、源頼朝公(源平の役)、徳川家康公(関ケ原合戦)など当社に戦勝祈願し、神領・宝物の寄進や社殿改築をされている。
例大祭「秋山祭」の付け祭りとして「菊水祭」(10月最終の土曜日・日曜日)がある。この起源は、江戸時代に火災が発生したおり、風下の町が類焼を免れたため、町の人は二荒山神社の御加護と喜び、願い出て行われるようになった。神様へのお礼の意味合いを持つ神賑行事で、流鏑馬(やぶさめ)と鳳輦(ほうれん)神輿渡御が行われる。
また火防(ひぶせ)信仰も古くから起こり、12月・1月15日の冬春渡祭(オタリヤ)には今でも県内・近県からの参拝者で賑わっている。
宇都宮二荒山神社由緒より