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下野国一之宮 日光二荒山神社

「四季の彩りに風薫るひかりの郷」と謳われる日光は、二荒を音読みしてニコウ。これに日光の字を当てて、ニッコウと読み地名の語源となっている。
当社は、霊峰二荒山(ふたらさん)(男体山)標高二、四八六mを神の鎮まり給う御神体山として尊崇し、奈良時代に創建されたお社で日光の氏神様でもある。
平成十一年、「日光の社寺」として世界文化遺産に登録された当社の神域は、華厳の滝・いろは坂・日光連山を含み、その広さは約三、四〇〇ヘクタールに及ぶ。その聖地、巨大な御神木に見守られるところ御本社は鎮座されている。
なお「日光三社」とは、御本社・滝尾(たきのお)神社・本宮(ほんぐう)神社の三社を言う。
御祭神の二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)は、主神の大己貴命(おおなむちのみこと)(男体山)=大国主命(だいこく様)、妃神の田心姫命(たごりひめのみこと)(女峰山)、御子神の味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)(太郎山)の親子三神がお祀りされており、その御神徳「家内安全・商売繁盛・良縁守護・産業開発・温泉醸造・医薬・婚姻」、「子授け・安産・子育て」、「農業・漁業・交通の守護」等々の御利益を授かるため、全国より多くの崇敬者が参拝されている。
当社の例祭は、奈良時代末に始まったと言われる伝統ある大祭で、「弥生祭(やよいさい)」と呼ばれているが、現在は四月十三日~十七日までの五日間に執り行われる。
この例祭に合わせて東西両町から花家体が献備され、祭りに華が添えられる。
十七日朝、各町内を出発した家体が弥生囃子を奏でて鳥居前に集合し、午前十一時より先番当番町を先頭に境内に繰り込んでくる。全家体が境内に献備されたあと、特設舞台では演芸が始まる。午後三時頃、各町家体が拝殿を一回りしてお囃子を奉納する「神明廻り」が執り行われる。これが終わり各町内代表参列のもと、目出度く手打ち式を行い、順次町内に帰る。この付祭りは栃木県無形民俗文化財に指定されており、日光に春を告げる代表的な祭りである。
日光二荒山神社由緒より